アーティストたちにとって、最高のパートナーでありたい

コンサートサービス部と聞くだけでルーツがわかる。 最高峰の舞台からフィードバックされるデータの数々。
コンサートという舞台が、ピアノ技術者たちにとって最高峰の舞台であることは、あまりにも明らかです。ウィーンフィルハーモニーや、ベルリンフィルハーモニーのコンサートマスターといった、世界の巨匠たちに鍛え上げられてきたテクノロジーの数々。 アーティストピアノサービスの全ての原点はここにあります。ピアノの販売も、ご自宅に設置されているピアノメンテナンスも、全てはコンサートサービス部の延長上に存在するというのが、わたしたちの定義です。
だからこそ、わたしたちは唱えます。「調律師は、アーティストによって鍛え上げられる」ということを。アーティストたちからの、厳しい生の声を吸い上げることにより鍛え上げられることで、調律師たちはひときわ高く、真の強さを身に付け、最高峰の場に君臨し続けます。
トップカテゴリに位置するこの部門は、これまでに職業演奏家や音楽大学教授陣からの大きな信用により、コンサート・レコーディング・テレビ局収録などを積極的に請け負い、さまざまなシーンで確実な実績を積んでまいりました。これまでの経験の中で、著名アーティスト・メジャーアーティストと称される彼らの実力に沿うだけの器が我々にも求められ、技術力のみではなく、人間関係を築く上でもあらゆる特質が要求されることで、アーティストピアノサービス独自のKnow-Howにより磨きをかけてきました。 日ごろより、お付き合いのあるアーティストは「音楽を日々共に考え、議論を交わし、十分な意思疎通の図られたチューナーにピアノを調整してもらえるほど、安心できることはない。調律の出来と、精神的安定の為にもたらされる落ち着きにより、コンサートの成功率は飛躍的に向上する。その為、コンサート成功の鍵は調律師が握っているといっても過言ではない」とおっしゃっていただけるほどに、これまでに積み重ねてきたわたしたちのサポート体制は、高い評価を獲得しております。
アーティストからの声
 |
| ピアニスト 今井正 |
|
プロフィール
イギリス王立音楽院卒業。桐朋学園時代、高等部代表・大学代表を歴任し、アメリカ・テキサスクリスティアン大学アーティストディプロマコース卒業。園田高弘賞コンクール第2位、コーパスクリスティ国際ショパンコンクール第2位、スタインウェイソサエティピアノコンペティション第2位、アニュアルショパン国際コンクール優勝、グランプリショパン国際コンクール優勝、MTNAコレジエイトアーティストピアノコンペティション(アメリカ南中央地区の部)優勝、スプリングフィールド(ミズーリ州)ヤングアーティストコンペティション3位、マーティンメモリアルコンぺティション第2位などの国際コンクール受賞暦を有する。
カーネギーホール (Weill Recital Hall)にてショパン協会主催によりニューヨークビューリサイタルを開催。
〜2000年11月号”音楽の友”より抜粋〜
「今井のピアノは、巧みなテクニックとリズム感、豊潤な音色と歌心を持ちあわせた華やかな見事な演奏だった。」
アメリカでは、スタインウェイ本社のスポンサーを受ける。
英国王立音楽院より学校外演奏会功績に対しマージョリット・レンフォート賞が授与される。
|
調律師、古屋さんへ
まず僕が調律師ってどんな事をするのですか??と聞かれると、ピアノという大きな箱の内部に並ぶ数々の弦それにつけられたチューニングピンを、あらかじめ決められたメソードにより調律師が調整し、終了すれば手を振りさようなら・・・・と。 (まるで調律とは、箱の中身の散らかりを整理する程度のもの)という印象があったし、それが頭から離れずにいた。
今まで弦楽器の調整に興味があり、ヴァイオリニストやチェリストなどの楽器店を、弦楽器奏者の友達と尋ねる機会が多々あった。僕は彼ら弦楽器奏者のように ”楽器職人とのコミュニケーションをよくとり、お互いに相談しあい、自分の理想の状態
に楽器を調整する” ということにとても羨ましく思っていた。ピアノでもできたらな
・・・・と。またそれと同時にピアノにはそれが殆ど不可能なものとばかり決めていて落胆
さえしたこともあった(現に弦楽器の構造に関してはピアノよりも知っていたことは恥ずかしながら事実である)・・・・ アーティスト専属ピアノ調律師とは、伝説的ピアニストにしか与えられない機会なのではと思ったこともあった。
今回古屋さんの調律を初体験したが、彼の人間性、感性、技術はそういった観念・先入観を破壊し、僕は沢山の驚きを覚えずにはいられなかった・・・・ ピアノの持ち主とコミュニケーションをとり、特徴をつかみ、ピアノとコミュニケーションをとるように調整・・・そして新しい息が吹き込まれピアノが生き返る・・・・いや今までの想像を超えるまでの変化をとげ、僕はこれが自分のピアノであるかを疑うほどであった。彼に調整されたピアノは一度触ると僕を音楽へ吸い寄せ、僕がたちまち奏でる音楽の一部になったかのように一体となる。最大の親友・・・・・もしくはそれ以上の存在のものと気持ちを共有しているかのよう・・・・。自分の理想の新しいピアノを購入したかと錯覚させたほどである。まさに驚きの連続だった。
たとえば古典派作曲家のさまざまな作品を時代を追って見ていくと ”彼らの生きていた時代に楽器が発展をし、音域も広くなる他、変化を遂げた楽器は鍵盤楽器上での表現の可能性の幅を広げ、作曲家を刺激し、響き・音に対する価値観を変えた。よって音の並べ方や作曲方法も変わった・・・・ 感性から出される音を書くだけで
なく、時には楽器の持つ能力が作曲家・演奏家を刺激した” ということが明らかに解かる。 彼に調律・調整されたピアノの場合、音色に納得がいくばかりか、僕に新しい音楽のアイデアをくれることもあった。他の言葉で言えば、そのピアノが僕を”
もっとよく聴け!君にはもっともっと出来ることがある!”と刺激しこちらの音楽に対する意欲はかきたてられ・・・・ まさに弾くほどに音楽のインスピレーションの湧く最高の楽器だということである。
楽譜からインスピレーションをもらい音楽にささげる演奏家に対し、調律師いや、その域を超えていると僕に感じさせた古屋さんのピアノに対する姿勢は、真のアーティストなのだ!
ピアニスト 今井 正
|
|